わたしは新卒で社員一万人以上のIT系の大手企業に入ったのですが、三年ほど働いてから、社員数十人程度のベンチャー企業に転職しました。
大手企業から異業種ベンチャーへの大きなキャリアチェンジ!
決断するまでにかなり時間がかかりました。
結果的には、社会人三年目のタイミングで転職をして良かったと思っています。
社会人三年目って、一番キャリアに悩みやすい時期じゃないでしょうか?
よく言われる「とりあえず3年」の「3年」が経って、会社の良いところも悪いところも見えてきた中で、このまま今の会社でキャリアを積むか、他の仕事をしてみるか。
で、わたしは社会人二年目あたりからこの悶々とした感情が生まれて悩んでました。
周りの友達も同じように悩んでいる人が多かったです。
今日はわたしが悶々悩んでいた状態から、異業種へ転職を決意した理由についてお話します(`・ω・´)
Contents
SEが社会人三年目で転職するまで
社会人一年目 SEとして頑張るぞ!とやる気満々で入社
社会人一年目、システムエンジニアとして大手企業に入社。
システムエンジニアになったのは、ITで世の中をより良くするサービスを作りたいと思ったから!
というとざっくりしすぎかもしれないけど。笑
プログラミングがやりたいというよりは、「どんなシステムがいいか考える」っていう、企画の段階、いわゆる上流工程をやりたくて入社しました。
上流工程やりたくてIT企業に入社したよっていう人、多いんじゃないかなあ。
社会人一年目は新鮮なことばかり。
研修でみっちりビジネスマナーを学んで、プログラミングの基礎を教えてもらって。
新しいことを学ぶのが楽しくて、仕事(というほどのことしてなかったけど笑)を楽しんでいた時期。
社会人二年目 SE向いてるのかな?とモヤモヤしはじめる
社会人二年目になってぐらいから、「わたしってSE向いてないのかも」と思い始める。
たぶん、ITに興味があるorプログラミングが得意っていう人以外は、この「SE向いてるんだろうか」問題にぶち当たる人が大半だと思う。笑
同期ともよくそんな話をしてたな~。
特にIT未経験の文系で入ったSEの多くはこの問題で悩んでた(゜o゜)
で、わたしはSEって向き不向きがある職業だと思います…。
研修のときに実感したけど、同じことを同じように教えてもらっても、それをすんなり理解してなんなら一を聞いて百を知る的な勢いでどんどん吸収していく人もいれば、全く理解できずぽかーん状態に陥る人もいる。笑
うん、でもまだそれは良くて。
仕事をする上でハンデにはなるけど、その部分は努力でカバーできる問題だと思います。
で、もし自分が向いてない側の人間だったときに大切なのは、
「ITに興味を持てるか」です。
SEを続けるか悩んだときに一番大切な指標がこれだと思う。
IT技術って進歩が目まぐるしいから、常に新しいことを学んでいかないといけない世界。
プログラミングだって、今までJavaを使ってたのにいきなりRuby使う現場に飛ばせた、とかざらにあるし。
そんな中、ITに興味を持てる人は自発的に学んでいけるから伸びる。
でもわたしは残念ながら、ITに興味がない自分に気づいてしまった。笑
だから、仕事でも必要最低限のことしか覚えようとしなくて…。
休日に勉強しようと思ってもやる気が出ないし(これは甘えなのか?と何度も思いつつ)
そんな状態だと中途半端にしか技術が分かってないから、仕事についていけないことがある。
実際、仕事の内容がわたし的には難しくてついていけないことが何度かありました。
システム難しすぎ!!って何度思ったことかw
(客観的に見てほんとクソなSEだよねwこういうSEがいるから炎上プロジェクトが生まれるのだ。。なんかごめんなさい。。笑)
向いていないというか、この仕事好きじゃないかも…と思い始めたのが社会人二年目。
社会人三年目でいよいよSEとして続ける未来はないと確信
社会人三年目になっても、ITへの興味の無さはそのまま( ;∀;)
この頃になって「転職」を本格的に考え始める。
このままSEとして続けていっても、技術力の無いSEになる。
技術力の無いSEの使えなさというのは会社で実感していました。
正直、技術力が無くてもどうにかなりはします。
下請け会社の管理をするとか、ある程度仕事がマニュアル化されてる運用にいくとか、プロマネを目指すとか。
でも、技術力が無い人は信頼されないし、仕事を回す上で自分がやりづらさを感じるだろうし、急なトラブルに自分で対応することもできなくなります。
そんなSEはいらないよな、と。
このときに「ITに興味がある人」なら、いいんです。
今できなくてもこれから学んで身に着けていけばいいから。
でもわたしはもうぶっちゃけていうと仕事へのやる気も失っていて。笑
SEとして続けていく未来はないな、と悟りました(´・ω・`)
SEが異業種への転職を決めた理由
そんなこんなで、わたしの転職理由は「SEの仕事をもうしたくない!」という仕事内容によるものでした。
あとは休日出勤の多さとか残業の多さも理由の一つではあったけど、それはやりたい仕事なら我慢できると思った。
次の仕事はやりたいことをやりたいという気持ちが強かったわたし。
で、ここから、「じゃあわたしは何したいんだ?」とやりたいこと探しの旅が始まります\(^o^)/
好きなこと・やりたいこと探しの話は長くなりすぎたので別記事でまとめました。笑
>> 好きなことを仕事にしたいけど見つからない!好きなこと探しをした話
結果、やりたいこと探しに半年以上費やしたけど、なんとなーく自分のやりたいことみたいのが見えてきたのが社会人三年目の冬。
システムエンジニアから別業界へ転職しようと決意。
社会人二年目からモヤモヤを感じ始めて、やっと転職の決意が固まったのがこの頃。
転職活動を決意したきっかけ
とはいえ、どのタイミングで転職活動を始めるのか迷いました。
決意は固まったものの、次の会社に求める条件とか仕事内容とか、「ほんとにこれいいのか?」という迷いが捨てきれなったり、大企業ブランドを手放す怖さとか、そういうのがあった。
あとはその頃残業が多いプロジェクトにいて、月に50時間前後残業があるような状況。
その中で転職活動を平行してできるんだろうか、という不安もありました。
最終的に、「よし、転職活動するぞ!」と転職エージェントに登録して転職活動を始めることを決意したきっかけは、偶然発生した5連休でした。
詳しいこと書くと身バレしそうなので詳細は省略しますが、不意に5連休が発生したんですよね。(代休が重なった、的なイメージでいていただければと)
突然決まったので予定もなんにも入れてなくて、これはチャンス!と。笑
ここでようやく転職活動をスタートしたのでした(`・ω・´)ゞ
まとめ
ということで、わたしの場合は
- 社会人二年目から「SE向いてないかも」「ITに興味無いかも」と悩み始めて
- 社会人三年目でやりたいこと探しを経て
- 連休をきっかけに転職活動を開始した
のでした!
今振り返ると、結構ベストなタイミングで転職に踏み切れたと思っています。
三年やってもやりがいが生まれなかったんだから、これ以上続けても変わらないだろう、と自分で納得ができたし、大手企業だからこそ教育に時間をかけて育ててもらったおかげで社会人基礎力みたいなものは身についたし。
やりたいことを考え抜いたおかげで、なんとなくやりたいことが見つかったし。
(やりたいことに関してはこれからまた変わるかもしれないけどね!)
あとは第二新卒枠で転職活動ができたので、異業種への転職もやりやすかったかなと。
てな感じで、わたしが転職活動を開始するまでを書いてみました!
転職活動を開始してからのことはこれからまた綴っていくと思うので、更新したら追記します!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!